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美容と健康の味方!スーパーフード「シーベリー(サジー)」の力
暑さで食欲がない、栄養をしっかりとれていないと思うことありませんか?冷たいものを食べたり、サプリで栄養補給をしたりとする方法もありますが、冷たいものを食べすぎたりサプリを摂りすぎたりするのは体にとってはあまりよくありません。美容と健康を保つためにも、できれば自然のものを摂りたいですよね。
そんなとき、スーパーフードは強い味方。最近ではいろいろな種類のスーパーフードをよく見かけますが、そもそもスーパーフードとはどんなものなのでしょうか?
スーパーフードってなに?
美容や健康に良いとされ、近年注目されているスーパーフード。スーパーフードという言葉がはじめて使われたのはアメリカ・カナダです。栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食材のことをいいます。「食歴」が長く、何世紀にもわたって人々の健康に寄与してきた食品であること、人体に対して不安なく食べることができるものを基準としています。
スーパーフードというと、生はちみつやアーモンド、緑茶のような身近な食材もその一種ですが、日本では見慣れない食材も数多くあります。シーベリーもそのひとつ。しかし、日本ではよく知る人は少ないこの食材には体にうれしい栄養素がたくさん含まれています。
抗酸化成分の宝庫!シーベリーの栄養成分
シーベリーとはユーラシア大陸原産のグミ科の植物。サジーという名前で聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。サジーという名前は中国での呼ばれ方「シャージ」が日本で変わったもので、中国産のものを指すことが多いようです。しかし実際は中国のみで採れるものというわけではなく、ユーラシア大陸全域に自生している植物です。国によってはシーバックソーンやチャチャルガン、シーベリーなどさまざまな名前で呼ばれています。
シーベリーの木は2~4メートルくらいの高さで、幹や枝にはトゲがたくさんあり、秋になるとそのトゲと針状の葉に守られるような形で小豆ほどの大きさの可愛いオレンジ色の実をつけます。生命力が非常に強く、砂漠地帯や寒冷地、高山などの過酷な環境でも元気に育つことから、自生地であるモンゴルやチベットでは昔から薬用効果の高い「生命の果実」として知られてきました。
そんなシーベリーの注目すべきところはその栄養成分の豊富さ。
実はシーベリーの実には天然のビタミン・アミノ酸・不飽和脂肪酸など200種類以上の栄養成分がバランスよく含まれています。そのなかでも、代表的で我々の身近な栄養成分に以下の5つがあります。
ビタミンA
油脂に溶ける脂溶性ビタミンのひとつで、レバー、うなぎ、バター、マーガリン、チーズ、卵、緑黄色野菜などに含まれています。
ビタミンC
水に溶ける水溶性ビタミンのひとつで、キウイフルーツ、菜の花、赤ピーマン、ブロッコリ―、レモン、イチゴ、柿などに含まれています。
ビタミンE
油脂に溶ける脂溶性ビタミンのひとつで、アーモンドなどのナッツ類や、植物油、うなぎやたらこをはじめとした魚介類、西洋かぼちゃ、アボカドなどに多く含まれています。
パルミトレイン酸
一価不飽和脂肪酸のひとつであり、最近「若さの脂肪酸」として注目されているオメガ7になります。パルミチン酸から生成される脂肪酸で、牛肉や鶏肉などの肉類、アユやアンコウなどの魚類に多く含まれます。
アスパラギン酸
アスパラギン酸アミノフェラーゼという酵素の働きでできるアミノ酸の一種で、豆類、サトウキビ、アスパラガスなどの食材に多く含まれます。栄養ドリンクやスポーツドリンクなどにも配合される成分です。
こうした栄養成分がシーベリーには一般的な食材よりも多く含まれています。そのため、最近では宇宙飛行士など健康維持を特に考える必要のある職種の人々に積極的に利用されており、今まさに大注目されています。